整備でお預かりしているお車には、交換部品の状態を写真付きでご確認いただけるよう、ホームページ内のブログでできる限り進捗をご報告していきます。また工賃ですが以下のように明確な指針をもって公平にご対応しています。しっかりした作業のため、必要最低限はございますが出来る限りコストパフォーマンスに優れたプロフェッショナルな作業に務めてまいります。
まず、ご理解いただきたいのは、できるだけ低コストの整備作業のご提供に努めています。関連部品をすべて新品に交換するのではなく、再利用できる部品に関しては、清掃・調整を行います。(その後問題があれば追加交換を行います。)例えば、オイル交換時にフィルター・ドレンボルト・Oリングを必ず交換していません。もちろん使用に耐えられない状況なら許可をいただき交換させていただきます。
わかりやすいため国産車のケースも踏まえてご説明します。
工賃は3つの要素で構成されています。
お店ごとに異なりますが、参考までに現在の国産ディーラーは8000円前後。輸入車ディーラーは小型車10000~大型車18000円前後がよく聞く金額であると考えます。 (某欧州車ディーラーでは5分単位で1050円~とか。現在はCPで内容を選ぶと自動算出されます。)
ただし、このレバレートはお店ごとに違うものなのであくまでご参考としてください。
まずは、現車の状態により追加工数が発生する場合があります。経過年数やパーツの状態(脆い・錆・固着など)により、同工数でも時間が数倍掛かるからです。新車に近いお車と10年使用したお車のさらに状態により異なるわけです。
また、整備を行う上で後付け製品を脱着するなども追加工賃が必要な場合があります。状態によっては2割ほどプラスされるケースもあるでしょう。
更には、個々の工場の規定により追加される項目も存在します。ショートパーツ代や廃棄処分費などお店によりまちまちです。
最後に近年一般的となっている持ち込み取付けです。部品の差益もお店にとって大切な収益です。バッテリーなどで考えて頂ければわかるかと思いますが。総額の殆どが部品代です。(工賃は国産であれば540円程度)当然工賃と廃バッテリー費用はしっかりとられると考えます。
日々のメンテナンスや車検をいただいている常連様にはお車の状態把握が出来ているという理由により上記のレートもしくは工数をより安めに設定することがあります。
上記にあるように車の年式やモデルや状態により変動します。例えばメルセデス・ベンツのAクラスとSクラスが同一作業を行った場合ではレバレートが同じはずがないことはご理解いただけるでしょう。
私たちのレバーレートはお車ごとに若干の差があるため~表示となっています。
重複作業の工数は割引きされます。わかりやすく例として、ドライブベルト・テンショナー・アイドラプーリーやブレーキパッドとローターなどです。重複部分の工数は差し引いて計算しています。
また、やりなれた作業の場合、工数から割引きで行うケースあります。例えばショックアブソーバーなどは工数以下で行っています。
すべての作業に車両保管+廃棄処分+事務手数料という名目で5%いただいております。ただしご安心ください、お支払いが現金の場合、すべてお値引き対象となりご請求していません。
必要作業時にショートパーツという名目で一律2000円税別をいただいております。パーツクリーナー・潤滑剤・特殊ボンドを代表する油脂類から、配線・端子・両面テープなどの備品を使用した場合となっております。
弊社では上記の計算式を使用して整備費用をご請求しています。ところが目安通りにならないことがほとんどなのです。
例えば、
オイル交換時にフィルター・ドレンボルト・Oリングは必要に応じて交換しています。
つまり、お問合せでオイル交換おいくらですかと聞かれれば、
お問合時/輸入車用オイル1000/1L×6+1400/工賃=税別7400となります。
実際/ オイル1000/1L×6+1400+1000/フィルタ+500/工賃+1000/ドレン・ワッシャー=税別9900となります。
もちろん使用に耐えられない状況の時だけ許可をいただき交換するという事です。必ずオイルフィルターとドレンワッシャーを交換するならわかりますが。
上記の例のように、できるなら毎回交換するのが間違いありませんが、使用に問題がないものを交換するのは時代に合っていないやり方となっているため、個々の工場や整備士の判断にゆだねられるわけです。
また、交換や工賃が発生した作業の後で不良個所を見つけることもあります。トラブルシューティングなら直さらです。
お問合せの段階で、概算でない正式なお見積はできないという事をご理解いただければ幸いです。
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