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フォードマスタング エンジン不動

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お客さまのご依頼によりフォードマスタングの不動引き取りでローダー引き取りです。
まずは簡易点検をしたところバッテリーの電圧が不足してますのでスターターが回りません。ジャンプスタートしようとしたところバッテリーの電圧が低すぎて当社のジャンプスターターが作動しません。緊急モードでスタートさせる事も可能でしたがこれから他の事も色々点検しますので取り合えず当社在庫の点検用バッテリーと交換、エンジン始動、オルタネーターから異音が・・・
そのままチャージ点検、めっちゃマイナスになってます。諸々点検した結果交換が必要ですね。

次の作業はナビの音が出ない点検です。いちばん考えられるのが後付けのPACの故障ですのでナビの取り外しから!
すみません、写真を撮り忘れました。
点検したところナビ自体からは音は出てます。最初に怪しいと思われてたPACも問題なさそうです。んっ???どこだ?
配線の追いかけっこです。ずーと追いかけて行くとなぜかトランクに行ってます。トランク?  案の上、社外、アンプが付いてます。早速社外アンプの電源関係点検。プラスOK,マイナスOK,リモートOK,問題無さそうですが使ったテスターがデジタルですので改めて昔ながらアナログランプでもう一度点検、プラス側を点検したところランプの明るさが暗い。12Vは来てますが電流が足りてません。バッテリー付近に社外のヒューズが付いてましたので点検したところヒューズが溶けてます。原因はこれですね。取り合えずヒューズを他のに交換したところ社外アンプが起動、音も無事出ました。
後付け部品が付いてると点検も何気に難しくなります。
結果的にヒューズの容量が足りてませんのでステレオ用大容量のヒューズにに交換必要ですね。

さて、次は雨漏れ点検です。助手席の足元が濡れてます。まずは助手席のキックパネルカバーを外しドア&窓を完全に閉め切りシャワー全開で強力放水!相手もしぶとくてなかなか出てきません。2~3分したところきましたきました!ちょっとずつですが鼻水が!さすがのマスタングも寒かったみたいです。
これからが大変、今度は鼻水を辿り追いかけて行きワイパーカバーを外すと 有りました!鼻の穴が・・・
ワイパーカバー固定用プラスチックがちょっとぐらぐら!経年劣化で雨漏れ防止用スポンジが潰れきっててそこから漏れてました。本来は新しいスポンジに交換すればいいのでしょうが後々の事を考えるとシーリングが得策と判断しシーリングで固定、エアコンのフィルターも破損してましたのでついでに交換、シーリング乾燥後、またシャワーを浴びせます。処方が正しければ鼻水は収まるはずです。乾燥後のお楽しみです。


さて、次の作業は漏電点検です。
借りっぱなしのバッテリーで漏電点検。
暗電流が250mAくらい有ります。ちょっと多めです。普段使いの人は気づかないレベルですがあまり乗らない人は2~3週間、間を開けるとエンジンが掛からないーって事になります。
少し時間がかかりそうです。もちろん点検に掛かる時間に伴って工賃も発生しますのでお客様と相談ですね。

最後にIDSによる健康診断。
オルタネーター関係の不具合はいっぱい有りましたがそれ以外は問題無さそうです。
漏電をお客様と相談した上で引き続き頑張ります。

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