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ガスチャージ、チョット待って!エアコントラブル豆知識!

【初めに】暖かくなる4~5月にかけて急激にエアコンガスチャージ依頼が増えます。

冬場、使用しなかったエアコンが徐々にガス漏れを起こしていて、暖かくなり使用したときに、ぬるい風が出るといったところでしょう。
エアコンのガス漏れの背景ですが、輸入車の主要地域である海外は渋滞も少なくまっすぐ走っていればエンジンも冷えるし、風がカラッとした大陸気候の影響で心地良いため、エアコン無くても結構大丈夫のようです。その反対に、日本は渋滞多いしジメジメした湿気の多い気候。エアコンが効かないと車に乗ってられないですよね。ガス漏れもシーズン持つほど微量なら費用対効果を考えるとガスチャージだけでもいいと思われますが、コンプレッサーなどにはよくないという事実を自己責任でお忘れなく。

また、漏れ箇所が圧力を逃がしているため本当に少ない症例ですが、別の弱っている個所から漏れる可能性もゼロではないという事です。

 

輸入車にDIYでガスのみ注入は要注意!?

したなんて言われるお客様がいらっしゃいますが、そもそもきちんと高圧・低圧が確認できるマニホールドゲージを使用しているんですかね?

マニホールドゲージ。高圧と低圧いづれの圧力も確認可能。気温により適正値が上下します。

出来ないことはありません。エアコンの不良の原因が間違いなくガス漏れだけの場合のみです。アマ〇ンなどで低圧だけでガスを入れる工具が格安(2~3000円)で出ていますが、万が一ライン詰まり起こしていて高圧のゲージを確認しないと圧力がパンパンになって場合によってはコンプレッサー壊しかねません。

それから、ガスの補充だけはあまりお勧めできません。最低でも上記のゲージの読み方(気温により一律ではない)がわからないと効果が上がらないことがあるからです。(少なすぎはもちろん多すぎでも冷えないからです。)

現在の国産輸入車問わず殆どのお車が量管理となっています。一度ACライン内を真空引きして規定量を注入するのが基本となっています。
また、エアコンの修理自体はコンプレッサーが回って初めて判断できます。漏れ箇所の特定はその後行い、もちろんガスや蛍光剤を使用します。簡単な予備知識はこのぐらいにして、漏れ箇所の特定が大変な例となった修理です。

エアコンホースがメインの漏れです。輸入車は上記で記述した気候が多いです。その反面日本はゴムにとって過酷な環境といえます。エアコンにはゴム製品が多く使われています。Oリングやパッキンやホースやチャージバルブなどゴム製品から漏れる事例が多くあります。

エアコンの修理見積りが難しい訳と高額修理になる理由

以下のホースをご覧ください。一体成型です。前述したようにゴム製部分があります。アルミ部をカシメて成型されていますが、新品時はゴム部に弾力があり密閉もしっかりしています。これが経年劣化で痩せてガス漏れが起こしています。

話を戻しまして、2本は室内に入ってエバポレーターとつながっています。エンジンルーム側では室内側を確認できません。そこで運転席や助手席を思い浮かべて下さい。足元の奥に黒系のプラスチックのケースのようなものが90年代後半以降のお車なら必ずあるはずです。その中につながっているのですが、車種によりますがこれが簡単にアクセスできない場所になります。(アクセスする箇所にもよりますがダッシュボードを降ろさないといけない車種も多数確認しています。)

室内に向かうホースです。室内のエアコンユニット内には移管されます。(下記写真)

エバポ・ブロアファン・各ブレンドドア・アクチュエーターが接続されています。この写真でおおよそ半分ぐらいです

そこの中でガス漏れを確認するためにはアクセスまでの工賃が発生しているのです。仮に3時間ぐらいの作業で3万の工賃を払って見積りだけでエアコンが効かない状態と、交換までして部品代と交換工賃1万円を追加してエアコンが効く状態にするのとどちらかの選択を迫られます。

また、何故かエアコン系の部品はメーカーの価格設定が割高な感も否めません。高額なパーツとして、コンプレッサー・コンデンサー・エバポレーター・ホースなどがあげられます。

輸入車のよくあるエアコン故障例

①ガス漏れ多いのはやはりゴム系です。

前述したOリングやパッキンやホースやチャージバルブなどですが実は分割式のコンプレッサーもその影響で不良になります。下記写真はコンプレッサー・プレッシャースイッチ・チャージバルブです。
・コンプレッサーの胴回りがオイルで汚れています。ガス漏れ箇所です。
・プレッシャースイッチはOリングの劣化からです。
・チャージバルブは中にタイヤとほぼ同様の物が入っていて一部ゴム製です。

②まれにあるのがアルミや真鍮部の接合部(溶接部)やカシメ部です。

これは製品がそもそも問題なのでしょう。ただ、ホースがついている個所の場合長年揺れをストレスにダメになる場合もあるのでしょう。また、ACコンデンサーへの飛び石が漏れの原因ななったケースも数件あります。

③漏れから始まるエアコンライン内の詰まり。

ほとんどはコンプレッサーのロックからきているもの。可能性の話ですが、ガス漏れイコールオイル漏れが同時に起こっています。作動油がなくなるとコンプレッサー内がこすれて削れ鉄粉を出します。詰まりを確認するにはマニホールドゲージを使用します。
参考までに詰まりからの復旧は作業が一気に増えます。オリフィスやエキスパンションバルブの交換(つまり・破れ・鉄粉の除去が難しい)・アキュムレーターやリキタンの交換(鉄粉がたまるが、清掃が出来ない。)・コンデンサーやホース内などラインの洗浄などがあります。
ライン内の鉄粉をしっかり除去しておかないと再度詰まりを起こし、コンプレッサーを壊すからです。

④ベント(吹出し切替)・テンパレーチャー(温度切替)不良。

ガスが入っているのにエアコンの風が冷たくない。ブロアモーターの音はするけどフロントガラスや足元だけしか風が出ないなど。これはコントロールをどのようにしているのかによります。負圧制御か電気制御かによっても対応が変わります。また、コントロール系が問題なかったとすると風の通路にあるブレンドドアまたは、ドアを動かすアクチュエーターの不良が考えられます。

⑤エンジンクーリングファン不良によるコンプレッサー破損。

様々な理由でエンジンクーリングが適正でない状態が発生します。中でもラジエターファンですが、ACコンデンサーに深く関係しています。クーリングファンには機械式(カップリング)と電気式(モーター)が有ります。どちらもMAXパワー時は”フォーオォー”(人により聞こえ方違うかも)っと回ってる大きい音を聞いたことがあるはずです。モーター式には補助電動ファン機能がついていて、エアコンを使用すると初めてMAXパワーになります。また機械式ファンクラッチはエンジン(クーラント)の温度によりクラッチがつながったり離れたりする構造。どちらもACコンデンサーを冷やし切らない場合コンデンサーのオーバーヒートが発生、エアコンライン内が高圧になりコンプレッサーをロックさせてしまいます。

⑥人的なトラブル

輸入車のパーツは部品単体の状態でコンプレッサーオイルが入っていないことが一般的です。コンプレッサーだけでなくコンデンサー・アキュムレーター・エバポレーター・ホースに至るまで交換した場合、適正なオイルを適正な量注入しなければなりません。オイル不足だとコンプレッサーを再度壊します。

以上殴り書きになりますが、豆知識をご理解いただいた上エアコン修理をご検討いただければと思います。

お問合せ TEL 04-2960-6405 営業時間10:00~19:00 日・祝・第三土曜定休

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